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会計参謀-会計を戦略に活用する-/谷口学



「経理(会計)は誤解されている」
最近、よくそう思います。経理は金勘定であり、終わったことを整理する仕事だと思っている人が多いでしょう。外部からだけではない。経理を担当している人間が、整理仕事だと考えていて、自分を「事務員さん」だと決めてしまっている様子も見受けられます。

偉そうに書きましたが、僕自身が昔はそう思っていました。だから経理を単相するのが嫌で仕方がなかったわけです(苦笑)

もちろん、過去の数字を整理することは大切です。それがすべての出発点。しかし、そこで留まってしまうのは本来の姿ではないのです。

企業は利益を上げなくてはいけません。それが目的だと言わない。企業には理念があり、それを実現していくのが存在目的だとは思います。しかし、その理念の実現していくために、利益を出すことは必須です。どんな立派な理念を掲げようと、キャッシュが回らなければ存続できません。

過去を分析することで、現状を把握し、未来を創っていく。それが本来、経理に求められることだと、最近は考えています。
「経理とは、経営管理の略語だ」
と公言するようになりました。

<目次>
第1章 会計的思考とは何か
第2章 事業ポートフォリオ戦略と事業評価指標
第3章 M&A戦略と企業価値評価
第4章 予算管理とCVP分析、そしてバランススコアーカード
第5章 意思決定会計と不確実性
第6章 資金調達と説明責任

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