にほんブログ村 本ブログ ビジネス書へ

経済学者たちの日米開戦:秋丸機関「幻の報告書」の謎を解く/牧野邦昭



猪瀬直樹氏が書いた『昭和16年夏の敗戦』という書籍があります。

昭和15年に創設された「総力戦研究所」で昭和16年夏、机上演習を行い「日本は海上輸送力の麻痺によって戦争遂行が不可能になる」と結論を出しものの、上層から国策に反すると判断され、その結論は握りつぶされた、と論じた本です。

本書のタイトルにある秋丸機関の「幻の報告書」も、同じような結論を出し、報告書自体がすべて焼却されたと言われてきました。

しかしこの通説には疑問があります。著者はこの疑問を解明する中で、さらに大きな問題に仮説を提示していきます。

<目次 >
第1章 満洲国と秋丸機関
第2章 新体制運動の波紋
第3章 秋丸機関の活動
第4章 報告書は何を語り、どう受け止められたのか
第5章 なぜ開戦の決定が行われたのか
第6章 「正しい戦略」とは何だったのか
第7章 戦中から戦後へ


続きを読む