
考える教室 大人のための哲学入門/若松英輔
100ページ足らずのムック本。『哲学入門』というのタイトル。取り上げている哲学者は、プラトン、デカルト、ハンナ・アレント、吉本隆明。
この流れで普通に考えると、それぞれの哲学者紹介で終わりそうなものですが、全然違う内容です。います。
<目次>
はじめに 「読む」とは何か
第1章 「対話する」ことについて――プラトン『ソクラテスの弁明』
第2章 「考える」ことについて――ルネ・デカルト『方法序説』
第3章 「働く」ことについて――ハンナ・アレント『人間の条件』
第4章 「信じる」ことについて――吉本隆明『共同幻想論』
おわりに 読書ノートをつくる
哲学を生きるためのブックガイド
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