THE ONE NIGHT STAND~NEVER END TOUR Ⅱ~

2015年6月1日、アメブロから移籍してきました。
書評ブログを装いながら、
中小企業診断士としての活動や終わらない日常のできごとなど
日々のよしなごとを一話完結で積み重ねていきます。
旧ブログタイトルは「40歳からの〇〇学~いつまでアラフォーと言えるのか?な日々~」

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THE ONE NIGHT STAND~NEVER END TOUR~
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(過去の診断士ネタは『企業内診断士として』)
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■2009年スタート。月1回・平日夜に開催する社会人のために勉強会。
八丁堀・まなび塾


【読書】働く人改革 イヤイヤが減って、職場が輝く! ほんとうの「働き方改革」/沢渡あまね

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働く人改革 イヤイヤが減って、職場が輝く! ほんとうの「働き方改革」/沢渡あまね




「働き方改革」
この言葉がバズワードのように、連日メディアで取り上げられています。

経営者が自らの無能さを隠すために、従業員を酷使して、必要以上の搾取をして利益が出ているように見せかける。20世紀後半からの規制緩和の流れの中で、マルクスすら想定していなかったような劣悪な職場環境が放置されてきたことを考えれば、少しは前進しているのだと思います。

しかし、違和感も禁じ得ません。働き方改革が労働時間の短縮や休日の増加に矮小化されていると感じるからです。これでは「働き方」が改革されたことにはならないと思うのです。単なる「労働時間」改革でしょ、といいたくなります。

それも半歩前進かもしれませんが、働き方改革の本筋はそこではないと思います。本来は「多様性が共存できる」働き方を、各自が主体性をもってしていくことではないでしょうか。

そのためにどんなこと取り組めばいいのか。本書はそのヒントを示してくれています。
<目次 >
第1章 働く人改革の源泉は「主体性」
第2章 「減らす」仕事と「増やす」仕事
第3章 「らしさ」を育む四つの視点
第4章 世の中の企業の取り組み
第5章 改革に乗ってこない人たちをどうするか?
第6章 働く人改革は誰得?
第7章 働く人改革を定着させるコツ

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【再読】和える-aeru- (伝統産業を子どもにつなぐ25歳女性起業家)/矢島里佳

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和える-aeru- (伝統産業を子どもにつなぐ25歳女性起業家)/矢島里佳



(2015年2月12日付け『【読書】和える-aeru- (伝統産業を子どもにつなぐ25歳女性起業家)/矢島里佳』に加筆修正したものです)

25歳といえば、僕は社会人1年生でした。世の雰囲気はまだまだバブル、何も考えずに就職し、嫌々与えられた仕事をしていた時期です。

その25歳で、ミッションを持って起業し3年目を迎え、ますます成長を続ける女性社長がいました。矢島里佳さん。その人が書いた本です。

<目次>
第1章 伝統産業に恋して
第2章 大学時代に「和える」を立ち上げるまで
第3章 「和える」最大の危機
第4章 常識はずれの「和える」のやり方
第5章 「和える」流 二一世紀の経営スタイル


会社名は「和える」。子どもたちのための日用品を日本の伝統工芸の職人方と共につくり販売している会社です。

社名の由来にもなっているミッションは、こういうことだと思います。

私がやりたいことは、日本の良き先人たちの知恵と、今を生きる私たちの感性を「和える」こと。自国の伝統を活かしながら、新たな伝統を生み出したい。(p195)

僕は和えるのロゴがかなり好きです。
こんなデザインです。

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【読書】どうすれば、売れるのか?―世界一かんたんな「売れるコンセプト」の見つけ方/木暮太一

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どうすれば、売れるのか?―――世界一かんたんな「売れるコンセプト」の見つけ方/木暮太一



「どうすれば売れるのか?」
販売のみならず、ビジネスに携わる人ならだれもが考えたことがあるでしょう。だけどなかなか答えは見つからない。

答えの候補の一つはマーケティングです。ピーター・ドラッカーは「マーケティングの目的は、販売を不必要にすることだ」と言っています。自然に「売れてしまう状態」をつくるためにマーケティングがある、ということです。

我々はこの状態をつくるために、消費者に「認知」してもらったり、「興味」をもってもらったりするためになにをするか、を考えがちです。(「AIDMA理論」や「AISAS理論」が典型でしょう)

しかし、これでは売れない、と著者の木暮さんは言います。

マーケティングを考える前に、そもそも自分の商品がお客さんを惹きつけているかを考えなくてはいけない、お客さんを惹きつける商品でなければ、いくら"マーケティング"をしても意味がないのです。(p6)

まず、商品、コンテンツそのものに魅力がなくては売れようがありません。魅力があれば必ず売れるわけではありませんし、魅力がないものが売れ続けることはあり得ないでしょう。

木暮さんは、売れるコンテンツには法則があると言います。その法則に従えは、売れるコンテンツをつくれるのです。そのことをご本人の体験を交えながら書かれているのが、本書です。

<目次>
序章 売れるものには法則がある
第1章 「売れる」と「売れない」の違いはどこにある?
第2章 売れるコンテンツの4つの特徴
第3章 売れるコンテンツを作る
おわりに

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【読書】どんなマイナスもプラスにできる未来教室/石坂典子

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どんなマイナスもプラスにできる未来教室/石坂典子



著者の石坂典子さんは、埼玉県にある産業廃棄物処理会社・石坂産業(株)の代表取締役社長をされている方です。

著書も2冊あります。うち1冊は以前、ブログにまとめさせてもらいました。
⇒ ■【読書】五感経営 産廃会社の娘、逆転を語る/ 石坂典子

2000年ころ、テレビ朝日が起こした誤報により(所沢地区の野菜にダイオキシンが含まれている)、近隣の産廃業者は地元の人たちから目の敵にされました。その数年前、石坂産業は、ダイオキシンが発生しない最新鋭の焼却炉を導入していたにもかかわらず、です。風評被害を受けた人たちにとっては、事実なんてどうでもよかったのでしょう。恨みをぶつけられる場所、それが地域の産廃業者では大手である石坂産業だったのです。

そんな、会社の危急存亡の秋、典子さんは自ら志願し、社長に就任します。創業社長である父親に直談判するのです。それから、典子社長による改革が始まります。いま石坂産業は、地域に密着し、地元に愛される会社に変貌しています。

<目次>
プロローグ すべては未来を思い描くことから始まる
1時間目 思い描いた未来が勇気と自信をくれる
2時間目 あなたの選択が未来を形づくる
3時間目 ものの選び方が未来を変える
4時間目 未来に残したい自然と感性
5時間目 未来に残したくないゴミ問題
6時間目 「普通」と「みんなと同じ」は未来に必要ない
7時間目 未来に必要なのはリスペクト
エピローグ 自然と美しく生きる

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【読書】やりがいから考える自分らしい働き方/矢島里佳

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やりがいから考える自分らしい働き方/矢島里佳




文化が経済を育て、経済が文化を育む。(p149)

文化と経済は、対立関係で見られることが多いと思います。文化は経済に役立たない。余暇やレジャーに過ぎないと考える人もいます。

しかし本当にそうでしょうか? 僕は違うと思います。

文化は人の心を豊かにすることによって、社会をよりよく回すために役立つという役割があります。しかしそれだけでなく、経済と結びつき、直接的に経済を発展させてきた面もあるのです。

たとえば、茶碗。経済合理的に考えれば、液体が飲めればいいわけですが、それに適した形をしていればいいわけです。しかし、茶道という文化の中でさまざまなデザインの茶碗が生まれます。それは文化を彩るばかりでなく、それを生産する職人が生まれ、原料を掘り出す人も必要になり、産業になります。もちろん、それを好んで買う人がいて、経済がまわるようになっていきます。

こうした例は、枚挙にいとまがありません。

本書の著者である矢島里香さんは、22歳で「株式会社和える」を起業しました。日本の伝統産業を活かした子供向け商品を製造・販売する会社です。現在7年目を迎え、着実な成長を遂げています。「和える」とは、「和え物」の和える。混ぜるではなく和える、です。混ぜるが互いの形を残すことなく一つになることだとすれば、和えるは互いの形も残しながら、互いの魅力を引き出し合いつつ一つになることを意味しています。

だから、冒頭の言葉は、矢島さんらしいと思ったのでした。

<目次>
第1章 現代の日本は、やりがいを持って働きづらい?
第2章 自分らしく働くためのヒント
第3章 これからの豊かな社会を考える


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