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「3か月」の使い方で人生は変わる Googleで学び、シェア№1クラウド会計ソフトfreeeを生み出した「3か月ルール」/佐々木大輔



「一点突破、全面展開」
という言葉があります。本書を読みながらこの言葉が浮かんでいました。

「3か月」の間、1つのテーマに集中して取り組み、一通り完了させる。それを積み重ねていくことで、成果を生み出していく、というのが本書のざっくりとして趣旨だと思います。

「時間術」のテーマに分類されると思いますが、時短のためのテクニカルな話はメインではありません。時間を捻出するのは「なにをするため」なのか、そちらがメインテーマになります。

〈目次〉
第1章 「3か月」で人生は変わる
第2章 3か月の「テーマ」を決める
第3章 3か月の「ゴール」を決める
第4章 3か月の「時間泥棒」を見つける
第5章 3か月の「生産性」を高めるスケジューリング
第6章 成功は「アウトプット」しなければ始まらない

僕は長期目標を立てるのが苦手です。嫌いと言ってもいい。10年先の目標を「具体的」に考えるなど無駄だと思っています。いま見通せる10年後は、1年後の時点から見る9年後よりちゃちなものだと思います。1年分の成長が出来ていれば必ずそうなるはずです。

もちろん長期の目標から逆算して日々の行動に落とし込む、なんてこともできません。しかし、日々なんらかの指標がないとダラダラしてしまいます。僕自身がやってきたのは、短期の目標を立てて、それを達成する。それを繰り返していくやり方です。けっこう、佐々木さんが言われていることに似ています。とても共感するところが多い本でした。

それにもかかわらず、本書を読みながら、「出来てないことが多いなあ」と思ってしまいました。以前、出来ていた時期があるのにいま出来てHTMLタグ編集いないのはなぜなのか。

僕が本書にかかれているようなスタイルで生活できていたと断言できるのは資格試験の勉強をしているころです。中小企業診断士の一次試験は7科目あります。3か月ではないですが、1科目ごと、長い科目で2か月半、短いものは1か月、集中して学んでいきます。その後、2か月で7科目を1周、最後に1か月で1周させて本番を迎えました。

当時、本書にかかれている多くのことを実践していたと思います。たとえば、
・目標は「自分がコントロールできること」(p72)
・「やらないこと」を決める(p140)
・とにかくやってみる(p174)
といったことは、明確に意識して行動していました。

それがいまはできていないと感じてしまうのはなぜなのか。おそらく取り組む「テーマ」が漠然としているからだと思います。

試験勉強では、やるべきことは所与のものです。細かなやり方には自分なりの工夫の余地はありますが、大枠は試験範囲によって決まってきます。自分で悩んで決めるわけではありません。しかしいまは、自分で決めないといけない。周囲の環境に左右される部分はあるにせよ、選ぶのは自分です。

その部分が明確になっていないのだと思いました。ということで、読了したそばから、第2章を読み返しています。自分が取り組むことが明確になれば、そこに向けて動いていける自信はありますから。

むろん、テーマが決まるまでじっと考えていようとは思っていません。いままで通り、動きいていきます。ただ、少しだけ意識を変えて、テーマをどうするか「『考えながら』走る」を実践していこうと思います。

長期目標に縛られて方向転換が出来なくなっている人、長期目標が決まらないからダラダラしてしまっていると感じている人、そんな人はぜひ手に取ってほしい本です。そしてとにかく3か月、集中して何かをやってみる。その先にきっと新しい展開が待っていると思います。
やってみると、わかる(p46)