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自由に働くための出世のルール 父がわたしに教えてくれなかったこと/秋山ゆかり



同時発売された『自由に働くための仕事のルール 父がわたしに教えてくれなかったこと』と同様、日経ビジネスオンラインに連載された「秋山ゆかりの女性キャリアアップ論」を加筆修正されたものです。
(『仕事のルール』の書評はこちら⇒ 【読書】自由に働くための仕事のルール 父がわたしに教えてくれなかったこと

仕事のルール』よりも明確に女性をターゲットにした内容です。自分のキャリアについて考えたい女性には、ぜひともお薦めしたい内容です。

だからと言って、男性は読む必要がないかと言えば、そうとは言えないと思っています。

<目次>
第1章 ステップアップするための成長戦略
第2章 ステップアップするためのイメージ戦略
第3章 ステップアップするための外交戦略


第2章のイメージ戦略には、女性のファッションについてけっこうページが割かれています。そこだけ見ると男性は関係ないと思えます。しかし、「イメージ」の大切さは男女問わずです。ここから男性でも何らかのヒントを得られるのではないかと思います。

また第3章には、社内で自分を引き上げてくれる「スポンサー」の見つけ方や、社内外での人脈の作り方について書かれています。(「スポンサー」とは、能力を理解して、より上のポジションに引き上げてくれる人のことです) 
女性にとってより必要性が高い部分かもしれませんが、男性でも必要なことです。

「スポンサー」は、フリーランスの人にとっても重要な視点だと感じました。チャンスは人に乗ってやってきます。チャンスを与えてくれる人とそのように人間関係を作るのか、すぐに応用ができると思います。僕の場合で言えば、たとえば、中小企業診断士協会のどの人とつながるとチャンスがやってくるのかとかですね、自分ごととして捉えることができました。

こういう話をすると、「打算的だ」「あざとい」という声が必ず聞こえてくるのですが、一方的な思惑で人間関係が作れるわけはありません。その辺のことはきちんと書いてあるので、読めばわかると思います。

もちろん、「女性リーダーに対する無意識の罠を知る 」や「女性”性”の使い方」などの項目があって、男性にとって自分に当てはめて考えられないところもあります。しかし、視点を変えるとこれも、多くの男性にとって読む価値が出てくると思うのです。

キャリア志向のある女性の部下を持っている人、あるいはそういう女性を家族に持つ人にとっては、確実に参考になります。

女性を理解するうえでも役に立ちますし、アドバイスを求められたときの対処もわかってくると思います。「女性部下との接し方」みたいな本より、きっと参考になるはずです。

以上にように、男性が読んでも役に立ちます。ここまで書いても読まない男の方が多いと思いますが、だからこそ、読めばそれだけリードできる(笑) 

ぜひ手に取ってみてください。

*同時発刊のこちらもどうぞ。併せて読んでみてください。こちらはダイレクトに男性にも役立ちます。
自由に働くための仕事のルール 父がわたしに教えてくれなかったこと/秋山ゆかり



前著もキャリアを考える上で参考になりますので、併せてどうぞ。
考えながら走る―グローバル・キャリアを磨く「五つの力」―/秋山ゆかり : THE ONE NIGHT STAND~NEVER END TOUR Ⅱ~