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僕らはバブル世代と呼ばれていますがバブルの恩恵は少ししか受けていません。就活はおかげさまで恵まれてたと思いますが、本当にバブルを謳歌できたのはぼくらよりも上の世代、バブル世代とは呼ばれないような人たちが、金を使い放題使えたわけです。僕らは就職してまもなくバルブがはじけたので、六本木で夜を明かしたこともない。新宿でならあるけど。

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それに、楽して入社しましたけど、若いうちに95年ショックと97年ショックを経験したんで、終身雇用なんて信じてないです。実際、僕が新卒で入った会社は98年に倒産したし。けっこう会社に対して冷めた見方をすると思います。そう思われてないみたいですけど。

僕らより上は、新人類と呼ばれていた。その前にはシラケ世代というのもありました。昭和20年代はアプレゲール。

世代論は、飲み屋の与太話のネタとしてはとても面白いですが、真面目にやろうとすると、例外が頻出してまとまりようがない。社会学的に、社会調査やフィールドワークをしながらやらないと、まともな結論なんて出るわけないのですが、そんな地味な仕事をきちんとする人はめったにいません。結果、自分の目の届く範囲の人の印象だけで世代論を語ることになります。

もっと困るのが、そういうコラムなどを真に受けて、半径5mの中の印象だけで「そうだ!そうだ!」と騒ぐ人が多いことです。SNSのせいで、昔の飲み屋の与太話が表に出て、あたかも事実であるかのように流通しています。別にいいですけど、それを信じて行動する人は不幸だなあ、と思うだけなんで。

「世代」には確かに共通するなにかがあるでしょう。その世代にしか通じない「空気感」のようなものはあります。でも空気感ですから、明確に言語化するなんてかなり難しいのです。

「ビートルズ世代」が全員、ビートルズを聴いて、ビートルズに熱狂したわけではありません。全共闘世代の全員が、学生運動をしていたわけでもありません。