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MONOQLO (モノクロ) 2017年 10月号



今年(2017年)8月、雑誌「MONOQLO(モノクロ)」10月号の「ビジネス書最強格付け」コーナーに載せてもらいました。

知り合いからご紹介いただきました。2016年以降に発売になったビジネス書をビジネス書初心者向けに採点(格付け)するコーナーです。編集部から、リストの中で読んだことのある本について採点してほしい、とのことでした。

あまり読んだ本がなく(笑) 気楽に採点していたのですが、その後、「リストに載っていない本で推薦できるものを数冊教えてください」との依頼があったので、二冊、推薦しました。

そうしたら、こんな感じで載りまして、ちょっとビビりました(笑)

モノクロ1

モノクロ2

チームのことだけ、考えた。―――サイボウズはどのようにして「100人100通り」の働き方ができる会社になったか/青野慶久


『チームのことだけ、考えた。』は最初、いわゆる「働き方改革」についての書いてあるのだと思って読み始めたのですが、違いました。もちろん、働き方について書いてあるのですが、本質は「経営論」です。青野社長がどのように考え、なにを実践することでサイボウズをいまのような会社にしていったのか、その過程が書いてあります。

さまざまな施策を取り入れてユニークな会社とのイメージがありますが、
「世界で一番使われるグループウエアメーカーになる」
という理想はまったくブレていません。

その理想を達成するためになにをすればいいのか、それを突き詰めていった結果がいまのサイボウズです。多くの人の力を結集するために多少性のある働き方が必要だからそうしてきたのでしょう。実は、非常に合理的だし、経営の王道だと思いました。

僕にとって、繰り返し読む1冊になると思っています。

MONOQLOには載っていませんが、推薦したもう一冊はこの本です。

やる気を引き出し、人を動かす リーダーの現場力/迫俊亮


ミスターミニットの迫社長が書かれた本です。迫さんが、悪戦苦闘しながら3年間で会社を立て直していく試行錯誤を読み取ることができます。

青野社長の本もそうですが、どんなことを考え、何をやり、どう失敗して、どうやってやり直したのか、その過程を知ることができます。また両社とも、リソースが十全にあるわけではありませんから、手持ちのカードをどう使っていったのか、その工夫も読み取れると思います。

エクセレントカンパニーと言われる会社から学ぶこともあるでしょう。しかし、丸ごと真似はできません。リソースが違いすぎますから。では、何を学ぶのか。迫さんがどう学んだか、この本には書かれていますから、それを参考にすることもできると思います。

功成り名遂げた経営者の本から学ぶこともたくさんあります。しかしそれ以上に、いま現実の中で闘っている、現在進行形の経営者の本から学ぶことはそれ以上にあると思います。

ということで、今年のお薦めはこの2冊になりました。

◆サイボウズの取り組みについては、この記事に書いています。
「働き方改革」を矮小化させないために~サイボウズから本当に学ぶこと(中郡久雄 中小企業診断士) : シェアーズカフェ・オンライン

◆『リーダーの現場力』については、ブログを書きました。
【読書】やる気を引き出し、人を動かす リーダーの現場力/迫俊亮 : THE ONE NIGHT STAND~NEVER END TOUR Ⅱ~