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元記事は、2011年6月3日にアメブロにアップしたものです。
岩瀬さんがまだ副社長時代ですね。

入社1年目の教科書/岩瀬大輔


著者の岩瀬さんは、説明するのが嫌になるくらいのスーパーエリートです。
(知らない方は⇒こちら
現在(*2011年6月当時)、30代でライフネット生命の副社長をされています。そんな方が仕事に取り組む指針を50にまとめて語ってくれたのがこの本です。

手に取ったきっかけは、この本を編集されたWさん(和田史子さん)と、田島弓子さんの関係の読書会でお会いしたときに 「入社1年目、と銘打ってるけど、何年目の人が読んでも気付きがあるはず」 とおっしゃっていたからでした。

確かに、入社ウン十年たってここに書かれている50項目すべてに感心しているようでは仕事ができない証拠ですが(笑)

それでも誰が読んでも、新しい気付きや、忘れてしまった大切なことを思い出させてくれると思います。
僕も、少なく見積もっても20項目は「はっ」とさせられました(多すぎる?)

■41 宴会芸は死ぬ気でやれ
「イザというときに腹をくくれるか。一度やると決めたことをやり抜く人なのか。何事にも斜に構えず本気で向き合う人なのか。大げさに聞こえるかもしれませんが、宴会芸に取り組む姿勢を通じて、あなたのトータルな人格を見ているのです」(p177)

この歳になると、良くも悪くも要領を覚えます。
それ自体は決して悪いことではないと思いますが、小手先のテクニックに走ってしまうことが多いような気もします。直接に仕事に結びつかないこと対しては斜に構える感じにもなってきます。
でも、それではダメなんだよな、ということ思い出させてくれた一文でした。仕事に「だけ」本気で向かい合う、というのは無理ですよね、きっと。普段の、ありとあらゆることへの向き合い方がそのまま仕事への向き合い方に反映されるのだろうな、と反省をあらたにしました。

さらに、50項目以外に、4つのコラムがあります。それがすべて魅力的です。
コラム① 会社選びの3つの基準
コラム② 70歳になっても勉強し続ける意味
コラム③ キャリアアップは人磨き
コラム④ チャンスをつかめる人になれ

「何をするかより誰とやるか」
「社会人として最も大切なスキルは、一緒に仕事をして楽しいと思ってもらえるかどうか」
「勝負どころを見極める、偶然を大切にする」
など、今になって「そうだよなあ」と思わされる魅力的なメッセージが満載です。
(ちなみに僕は勝負どころを見極める自信がないので「最初の誘いは断らない」を基本にしています)

本当に、新人だけでなく、すべての社会人に何がしかの気づきを与ええくれる本だと思います。

(追記)
そろそろ配属が決まる新入社員も多いのではないかと思います。そんな人はぜひこの本を。ただ、仕事を始める前だと、なぜこんなことを言われるのかわからないかもしれません。
3年目、5年目の人が読むと、なぜこんなことを言われていたのか理由もわかって、自分を見直すきっかけになると思います。 自分を見直す意味では、何年目でも同じです。25年を超えても「やばい、出来てない」と思うことは多々ありますから。

元記事はこちら⇒【読書】入社1年目の教科書/岩瀬大輔