にほんブログ村 本ブログ ビジネス書へ

(8月24日追記)
ご紹介した『人間関係がちょっとラクになる「聞き方」の基本』が、内容を改訂して、新たに
人生が変わる会話術
というタイトルで、電子書籍として刊行されました。
あわせて、プリントオンデマンド版も注文できるようになったので、紙で手元に残すことも可能です。

一層充実した内容になっているので、ぜひ手に取って(ダウンロードして)みてください。





人間関係がちょっとラクになる「聞き方」の基本/丘村 奈央子



「話し方」の本はたくさんあるけど「聞き方」を解説した本は少ない、そう感じています。具体的なことを書いてくれているものになるとさらに少ない。

「聞くが8割、話すは2割」
「聞き方」の本にはよくこう書かれています。それは心構えとしてはわかりますが、ではどうすればいいか、想像できることは少ないのではないでしょうか。僕の読解力も問題もありますが、場面に当てはめて解説してくれる本がないので、なかなか自分に引き付けて身につけるのが難しいと感じていました。

この本は違います。シンプルではありますが、すぐに実践で試すことができることが書かれていて、ちゃんとやれば必ず身につく方法論だと思います。
 
<目次>
第1章 聞く前に必要な土台
第2章 苦手な人を減らすには
第3章 会話を展開する方法
第4章 これだけ覚えて!会話3つの極意
第5章 どうやって話題を見つけるか
第6章 会話を弾ませる5つの技

相手と早く打ち解ける秘訣は
「共通点を探すこと」
だとよく言われます。

確かに共通点を見つけ出せたときは普段より会話は弾みます。仲良くなるのも早いでしょう。しかし問題は、共通点を見つけ出せないときです。インタビューなど事前に準備できるときはまだましですが、普段はそんな準備はできません。共通点を探ることに意識が行き過ぎてしまって、逆に会話がぎこちなくなる経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。

また事前に準備といっても、完全に把握できるわけではありません。「これは共通点だな」と思って話してみると実は全然違った、という経験はありませんか。僕はかなりあります。

たとえば、映画が好きだとのことで話をしてみたら、相手は洋画しか見ない、僕はほとんど邦画しか見ない。この話題を続けていいのか、迷ってしまったことが何度かあります。これに似た例はいくらでも出てきます。こうした場合、「共通項」として話題を続けていくのが難しくなってしまいます。

そこで、着目点を変える。探るべきは共通項ではなく、「違い・謎」です。

上の映画の例で言えば、「どんな洋画が好きですか」「邦画より洋画が面白いと思う理由はなんですか」など、質問はすぐに思いつきます。疑問に思うことを素直に質問としてぶつけることができます。そして、「自分が知らないこと」を聞くわけですから、素直に聞く体制を作ることができます(よほど嫌悪感を持っているものを除いて)

以前、著者の丘村さんが主催されている「聞き方セミナー」を受講したことがあるのですが、そのとき「探すべきは違い・謎」と教えていただきました。本当に、目から鱗が落ちるような経験でした。

過去、初対面の人と早く打ち解けたときのことを思い返すと、確かに共通点が見つかったときは限りません。それより「へ~、そうなんだ」と思う話を聞かせてもらいたときのほうがスムーズに会話が続けられていたように思います。

あらためて書籍として読むと、そのセミナーのことを思い出します。いい形で復習することができました。

さらにこの書籍では、前段階として、どんな姿勢で臨めば聞き上手になれるか、さらに会話を展開し、弾ませるためにどうすればいいかも書かれています。苦手意識がある人は無論のこと、自分はできていると思っている人も確認の意味で読んでみることをお薦めします。60分もあれば読み切れます。ぜひ、クリックしてみてください。

「聞き方」「会話」についての概念が根底から変わってしまうかもしれませんよ。