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以前、こんな文章を書いたことがあります。

クラウドファンディングの可能性については肯定的にとらえてきました。いまのその考えは変わりません。ただ、仕組みが広がればその分、問題も起きます。そうした自分のモヤモヤ感を少しでもクリアに出来ればと思い、久しぶりに「マネーの会」に参加してきました。

今回のタイトルは「投資型クラウドファンディングとクラウドクレジットの挑戦」。講師は2014年6月からクラウドファンディング・サービス「crowdcredit」の提供を開始したクラウドクレジット株式会社の杉山智行さんでした。

マネーの会

クラウドファンディングとは、ざっくり言ってしまえば、「お金を必要としている人に『個人』が直接お金を届ける」仕組みです。クラウドファンディング・プラットフォームがそれを仲介します。従来、銀行が預金を集めそれを貸し付けるのが主流でしたが(今後もなくなるわけではありませんが)、違う形の資金調達として注目されています。

冒頭に記したようなものを書いているくらいなので、クラウドファンディングについてはある程度知っている自信があったのですが、基本的なことすらまだまだ知らないことがある、と話を聞きながら思っていました。

クラウドファンディングを大きく二つに分類すると、「非投資型」と「投資型」にわかれます。そして被投資型は「寄付型」と「購入型」にわかれます。ここまでは理解していたのですが、投資型が「株式型」「融資型」「不動産型」「ファンド型」の4つにわかれることは、わかっていませんでした。「ファンド型」は自分で投資しているのもあるので知っていましたが他の型は視野にありませんでした。

この先、資金調達に関わることもあるかもしれないと思っています。そのとき、クラウドファンディングも検討のテーブルに乗せるべきものだとも思います。そのためにももっと勉強しないといけないと痛感しました。

それとは別に、「非投資型」のクラウドファンディングってこの先どうなんだろう、という気持ちもありました。先行している既存のプラットフォームは、それぞれの理念があり、それには共鳴もできるのですが、一方で、安易な資金集めの手段として利用されてしまわないか、資金供給を受ける側がモラルハザードになってしまわないか、という点が気になっていました。

それを、投資型(の融資型)を運営している杉山社長に聞くものどうかとは思ったのですが、臆せず質問させていただきました。

まず、「投資型」と「非投資型」では、理念も手法もまったく違う、ということですした。どっちがいい、ということではありません。「非投資型」の方々が、将来的に「投資型」に移行したいと思っているわけではないそうです。「投資型」の認可が取れないから「非投資型」を運営しているわけではなく、そもそも想いが違うのだ、ということです。

そして、先行している既存のプラットフォームに関して言えば、事前にかなり厳しいチェックをしているということでした。最終的には直接聞いてみてください、と言うことでしたけど(それは当然で、もともと杉山社長に聞いた僕が悪い)

そうであるならば、自分が資金調達を考えたときに、「投資型」「非投資型」のどちらがいいということではなく、そのときの状況に応じて、柔軟に考えていけばいいのだと思えたのは、今回の大きな収穫でした。

ただし、非投資型は金融の法的規制を受けない分、参入障壁が低い。そういう市場には、あとからわけのわからない業者が入り込んできやすいものです。そして市場が荒されてしまう。そのへんのことはよく観察しながら、今後もクラウドファンディングに期待し、自分も勉強しながら自分の関わりを試行錯誤していこうと思います。