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10月3日、「第7回コモンズ社会起業家フォーラム」を聴きにいきました。2~3年前から参加したいと思ってきたのですが、なぜか日程があわず、ようやく今年、参加することができました。

社会のさまざまな課題に挑んでいる社会起業家と呼ばれる人たちが、それぞれの想いを7分間でスピーチしていきます。ちなみにパワーポイントは使用禁止です。その分、それぞれの方の想いがストレートに伝わってくるように感じました。

コモンズ投信がなぜこんなことをしているか、といえば、こうした人たちに信託報酬の一部を寄付しているからです。寄付についても、よりよい世の中を次世代につなげる利他の「超長期的な投資」だと考えているということです。

長期投資、今日より明日をよりよい社会へ、というミッションを持つコモンズ投信らしい取り組みだと思います。


コモンズ1

今回のスピーカーは11名。以下の面々でした。
【スピーカー】
上原 大祐  NPO法人D-SHiPS32(ディーシップスミニ)
石川 えり  認定NPO法人 難民支援協会
大葉 ナナコ 公益社団法人 誕生学協会
小嶌 不二夫 株式会社ピリカ
下垣 圭介  gooddo株式会社
竹村 伊央  EFJ(エシカルファッションジャパン)
立花 貴   公益社団法人sweet treat 311
槌屋 詩野  Impact HUB Tokyo
難波 美智代 一般社団法人シンクパール
町井 恵理  医療支援団体NPO法人 AfriMedico
宮治 勇輔  みやじ豚・農家のこせがれネットワーク
 
それぞれ素晴らしいお話しでした。多くの方に共通していたんは、今の課題に取り組みきっかけはある意味、偶然だったということです。普通に、会社員として生きていくことはできたのに、そのつもりでいたはずなのに、運命のいたずらのようなきっかけから、現在の道に進んでいました。

個人的に強く印象に残ったのは、難民支援協会の石川さんと、Impact HUB Tokyo の槌屋さんでした。

シリア難民の問題がニュースで取り上げられているタイミングということもあります。それ以上に、以前から日本の難民への対応が非常に薄情だという声を聞いていました。現場にいる方のお話しをうかがい、あらためて現実を突きつけらえました。 難民と移民の区別がつかない人が政治のトップにいる現状では、政治に期待するのは無理でしょう。こうした民間の取り組みを支援することで少しで前にするメることを考えないといけないし、そのための支援に少しでも関わることができたら、と思いました。

また、自分ができる目の前のことから始めることはとても大事だと思いますが、実際に社会を変えていくためには、システムに手をつけないといけません。その意味で、槌屋さんの活動は、起業家同士をグローバルにつなぐ場、というとても価値があると思いました。いいことをしている人が、バラバラに動くのではなく、力をあわせられるところは一緒にやるほうが効果は大きいのは間違いありませんから。

本来から言えば、「社会起業家」という呼び名はおかしいと思っています。僕は、 「すべての商品は、問題解決のために生まれてきた」
と営業職として教え込まれました。そう考えると
「すべての企業は、問題解決のために経済活動をしている」
ということになるはずです。

しかし、現実はそうではありません。短期的な利益を追求するあまり、社会に害をなす会社は数え切れません。

だからこそ、こうした「社会起業家」の活動に意義があると思っていますし、こうしたところにお金が流れていく仕組みを作っていかないといけない、と強く考えています。

PS
当日の様子を映像で見ることができます。興味のある方はぜひ。