にほんブログ村 本ブログ ビジネス書へ

9月26日、田島弓子さんと竹川美奈子さんのコラボセミナー、『「キャリア」と「お金」の育て方・活かし方」』を開催しました。自分が主宰している「HALF-BREED」と、友人である中村薫さんが主宰されている「マネーの会」との共催でした。

どんな想いで企画したのか、告知を兼ねて以前、ブログに書かせていただいています。
【セミナー】コラボセミナーを開催します~『「キャリア」と「お金」の育て方・活かし方

4年前、震災の直後に同じテーマでおふたりにお話しをしていただきました。今年、あらためてやってみたいという想いが、ある種の思惑が(笑)僕の中にあって、再び開催するべく、おふたりにお願いをした次第です。
田島さんは、経験に基づきキャリアを4ステップに分けて説明をされていました。
(1)生きるためのキャリア 基礎力形成期
(2)自由を得るためのキャリア 付加価値形成期
(3)自分で選択するキャリア 付加価値活用期
(4)自分のためのキャリア 自己実現期

田島さんは以前『「頑張ってるのに報われない」と思ったら読む本』の中で
「仕事とは他己実現」
と書かれています。僕自身、「他人を楽しませたり喜ばせたりするために自分を活かす」のがプロフェッショナルだと思っているので、もの凄く納得しました。特に新卒の面接段階で「仕事で自己実現が云々」と言い出す風潮にうんざりしていたので、田島さんの言葉に触発されて『仕事に自己実現を求めるな」という文章を書いてしまったくらいです(笑)

その田島さんが今回、「自己実現」という言葉を使われているという(笑) でも、キャリアの段階を踏んでいく中で、そういう時期はやってくるのだと思いました。僕は田島さんと同世代ですが(僕の方が若干、上です)この歳になれば、今まで積み上げてきた経験、キャリアを顧みて、自己実現を通して他人を楽しませたり喜ばせたりすることもできるフェーズに来たのではないかと思います。

田島さんからダライ・ラマの言葉を紹介していただきました。

DSC00839

「地球はこれ以上、成功者を必要としていない。 地球が切に望んでいるのは、平和を実現する人や、人を癒す人、修復をする人、物語る人、そしてすべてのものを愛する人たちだ」

煩悩多き僕がこの境地に完全に達するのはなかなか難しいのですが、自分の経験が少しでも社会に還元できるようにしていきたいとは思います。ビジネス書やビジネス誌の『成功者の○○』みたいなタイトルや見出しに辟易していることもあるので(笑) 自分が目指すべき自己実現は成功者ではないということは明確にしていきます。

後半は竹川さんのお金の話。お金の話は一歩間違うと「節約術」のようなことになりかねないのですが、もちろん竹川さんの話はそういう類のものではありません(そうだったら講演を頼んでない)

端的に言えば、「お金を使いたい、と思った時に使えるようにしておく」ということが大事だということです。

僕の場合で言えば、中小企業診断士になりたいと思い、資格の学校に行こうと思った時、陽転エデュケーターになろうと思って講座を受講したいと思った時に、使えるお金があることが大事だということです。

さらに言えば、資産形成の上でいちばん大切なことは「稼ぎ力を高める」ことだと言います。老後の問題も「できるだけ長く働けるようにする」ことが、老後の金銭的な不安を解消する最大の方法だということです。

つまり、キャリアとお金はリンクするということです。

その上で、具体的にどうしていけばいいかというアドバイスをいただきました。これも端的に言えば、見える化をしなさい、つまり、現状をきちんと把握しなさい、そこからスタートです、ということでした。

個人資産のBS、PLを作れということです。昔、一度だけ作ったことがあるのですが、それっきりになっています。当然、状況は年々変わるので、年に1度くらいは作らないとまずいな、と改めて思いました(苦笑)

今回は、金融投資のことはさわりだけ紹介してもらいました。時間のこともありましたし、投資の前にお金に対する考え方をしっかり持たないと、投資がただのマネーゲームになりかねないと思うので、あえてそうしていただきました。本当は投資の話も聞きたいところだとは思いますが、それを竹川さんにお願いするのは僕の役割ではないので(笑) 今回、共催してもらった「マネーの会」ではそういうセミナーもされているので、一歩進めてそういう会に参加されるといいと思います。

DSC00843


最後の質疑応答では、お金系の質問を田島さんに振ってみたり、キャリア系の質問を竹川さんに振ってみたりしました。ノー打合せでしたが(笑)、ちゃんとした答えが返ってくる確信はあったので。

印象的だったのは、「若いうちは経験にお金を使え」ということです。これはおふたりに共通した部分だったと思います。

あらためてやれてよかったと思います。また4年後、やろうかという話をしています。4年後かどうかはわかりませんが、ぜひ、また実現したいと思っています。